Life in Motion ライフ・イン・モーション
芸術系大学に通う学生田中アキラは、ある日学内の映像制作プロジェクトの責任者に抜擢される。その企画とは日本初の写真家となった“上野彦馬”という人物をモチーフとした劇映画を制作するというものだった。そんな企画を提出した覚えのないアキラは呆然とする。企画を提出したのは同じ大学に通うアキラの幼馴染白井ミカだったのだ。アキラは当然辞退しようとするが、ミカの情熱に押し切られプロデューサーという役割を引き受けることになってしまう。やがて「写真家」志望の福田康平が加わりチームは動き出す。康平が加わったことによって順調に進むかに見えたアキラ班。しかし、制作が進むにつれて浮上する様々な問題とこじれてゆく人間関係で、いつしか映画制作は完成どころか撮影すら危うい状況に追い込まれていく。